「お~いお茶ミュージアム」完全ガイド!伊藤園の体験型施設で俳句やラベル作りを楽しもう!|新橋・汐留
新橋・汐留エリアに2024年5月1日、オープンしたばかり!伊藤園が運営する「お~いお茶ミュージアム」に行ってきました。入館料はなんと無料!カフェも併設している話題のスポットです。子どもから大人まで楽しめる「お~いお茶ミュージアム」の魅力を紹介します。
「お~いお茶ミュージアム」とは?その魅力を紹介
テレビCMなどでもよく耳にする「お~いお茶」。日本を代表するお茶ブランドの一つですね!
そんな「お~いお茶」を製造する伊藤園が、新橋・汐留エリアにお茶にまつわるミュージアムをOPEN♪
気になったので出かけてきました!
お~いお茶ミュージアムの概要
「お~いお茶ミュージアム」は、日本を代表するお茶ブランド「お~いお茶」をテーマにしたユニークな施設で伊藤園が運営しています。
「お〜いお茶」の製造工程やこれまでの歩み、未来に向けたアップサイクルについて学べる施設。
館内には「お茶の文化創造博物館」も併設され、こちらでは「お~いお茶」に限定されないお茶そのものの歴史・作り方や淹れ方も学ぶことができます。
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歴史と文化が交差する「旧新橋停車場」に創設
「お~いお茶ミュージアム」があるのは、国指定史跡の上に建つ「新橋停車場」の復元駅舎である「旧新橋停車場」。ディテールまで再現された厳かな建物は、その姿を見るだけでも圧巻!
日本人が古くから愛飲している「お茶」、そして交通の便として欠かせない「列車」。
この二つが融合した施設は、歴史と文化の重みを感じさせ、訪れる人々に深い納得感を与えるはず。
「お~いお茶ミュージアム」の展示内容と楽しみ方
厳かな階段を上り中に入ると、ミュージアムの前では巨大な「お~いお茶くん」がお出迎え!大人でも見上げるほどの高さです。
前に立ったり、足に座ったりして記念撮影がおすすめ◎
展示スペースはこじんまりとした印象。じっくり見ても30分あれば十分楽しめるスペースです。
ミュージアム内は左回りで見ていくと、順を追って楽しめます。
【1】「お~いお茶」の製造過程を学ぶ
まずは「お~いお茶」はどうやってできるの?と題したコーナー。
茶葉の育成・茶摘・工場への出荷と順を追って理解を深めていきます。
「ペットボトルのギザギザの溝の理由」などちょっとしたトリビアも!
【2】ラベルの展示コーナー
次に、市販品ラベルの展示コーナー。大人にはとっても懐かしい展示!
パック茶から始まり、缶→ペットボトルへと変化していく流れが、かわいいイラストと共に展示されています。
平成のはじめに売っていた「缶入りのお~いお茶」や、「緑色のペットボトル」も懐かしい!
【3】茶殻のアップサイクルに驚き!
最後に「お~いお茶」の製造過程で生まれる廃材「茶殻」のアップサイクルについて学べるコーナーがあります。
茶畑からお茶を摘んで、お茶を出し、残った葉っぱである「茶殻」。
これを廃棄物として捨てるのではなく、有効活用して生まれ変わらせる企業努力が垣間見れます。
<アップサイクルの一例>
・茶の持つ「消臭効果」を生かした製品
畳・壁材・インソール
・茶の持つ「色」を生かした製品
プラモデル・レザー製品
このほか、名刺や封筒に生まれ変わったり、軽量パネルに生まれ変わったりと、ジャンルを問わずさまざまなものに変貌を遂げてます。
茶殻で作った人工芝では、表面温度を約7度も下げることに成功!今後ますますの活用が期待されています。
茶殻をリサイクルした人工芝充填剤 Field Chip 「Greentea」
そして何より驚きだったのが「茶殻」は乾燥させてから使うのではなく、水分を含んだ濡れたままの状態で使用しているのだとか!
工程を減らすことで、二酸化炭素の排出を抑え、時間も短縮しながらのアップサイクル。企業努力に感銘を受けました!
体験アクティビティも充実
「お〜いお茶ミュージアム」では、日本茶をより深く楽しむための多彩な体験プログラムが提供されています。
無料でできる体験と、予約必須・ワンコイン程度でできる体験アクティビティを紹介します。
【1】俳句作り体験(無料)
ペットボトルの「お~いお茶」には俳句が書かれているのをご存知ですか?
お茶を飲んだときに感じたことを、形式にとらわれない「新俳句」として表現する、平成元年から始まった取り組みです。
毎年、新俳句大賞として募集され、子ども用の部門・大人用の部門のほか、英語俳句部門まであり、老若男女・国籍を問わずに楽しまれています。
ここで入賞した作品が、市販される「お〜いお茶」のペットボトルラベルに印字されています。
この新俳句作りが楽しめるよう、ミュージアム内には簡単な操作で俳句が作れる機械が設置されています。
作った俳句はシール印刷して持ち帰ることが可能!
ペットボトルに添付できるサイズで1シートに6枚ほど印刷されるので、貼って配っても楽しめそう。
【2】ラベル制作体験(有料)
「お~いお茶ミュージアム」では、「ラベル制作体験」があります。
この体験では、自分だけのオリジナルラベルをデザインし、それを実際にお茶のボトルに貼り付けることができます。
家族や友人へのプレゼントとしても最適で、世界に一つだけの「お~いお茶」を作る楽しさを味わえます。
デザインの自由度が高く、子どもから大人まで楽しめる内容です。
【3】お茶の淹れ方ワークショップ(有料)
もう一つの人気アクティビティとして「お茶の淹れ方」が学べるワークショップも開催されています。
参加者は、日本茶のプロ「厚生労働省認定社内検定・伊藤園ティーテイスター」から直接指導を受けられます。
最高の一杯を淹れる技術を身に付けられますね!
ミュージアム限定のお土産
ミュージアム内には、ここでしか買えない限定のお土産が揃っています。
・お〜いお茶くん人形
・各種茶葉
・茶器
・マカロン
・どら焼き
などのお菓子もラインアップ。
「お〜いお茶ミュージアム」併設のカフェで日本茶を堪能
「お〜いお茶ミュージアム」には、伊藤園こだわりの日本茶が味わえるカフェが併設されています。
定番の煎茶、渋みの効いた抹茶、ミルクと合わせた抹茶ラテのほか、ユニークなドリンクだと「飲む抹茶わらびもち」や「ミルクセーキ」がSNS映え間違いなし!
抹茶ソフトは、抹茶ソースを別添えにできるので、子どもと来たときにも安心です。
野点風の座席でゆっくりと味わえます。
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「お〜いお茶ミュージアム」アクセスと利用案内
「お~いお茶ミュージアム」の最寄り駅は、ゆりかもめ「汐留駅」。
JRや東京メトロの場合は「新橋駅」、歩いて5〜10分程度とアクセス良好です。
商業施設「カレッタ汐留」も近いので、ランチを食べてから見学し、お茶をいただく流れがおすすめ◎
入場料はかかる?
「お〜いお茶ミュージアム」は、入場料無料で見学できます。
お隣にある「お茶の文化創造博物館」は入場料がかかるので注意しましょう。
障がい者手帳を持っている人は、付添い一名と共に無料になるので、保有している人は忘れずに持参しましょう。(※2024/8月現在)
「お~いお茶ミュージアム」で日本茶文化を満喫しよう
伊藤園が運営する「お~いお茶ミュージアム」は、日頃何気なく飲んでいる日本茶についての理解を深め、楽しめる施設です。
楽しくてかわいい展示やアクティビティは幼稚園くらいの子どもから楽しめる印象でした。
「お~いお茶」のアップサイクルを知れば、環境を考える良い機会になること間違いなし!
お茶の魅力を再発見し、未来を考えることのできる施設、親子で足を運んでみてはいかがでしょうか。
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