ディズニーのDAS徹底ガイド!使い方と申請方法、注意点を解説
障害者手帳や自立支援医療受給者証をお持ちの方必見!
ディズニーのアトラクションを列に並ぶことなく楽しめる「DAS(ディスアビリティアクセスサービス)」についてご紹介します。
子どもはもちろん、大人も利用が可能!拘束感が苦手な人にこそ、上手に使って欲しいサービスです。
具体的な利用方法や注意点を、実際に利用した経験から詳しく解説します。
素敵なディズニー体験を楽しんでくださいね♪
列に並ばずアトラクションが楽しめる!DAS(ディスアビリティアクセスサービス)
今回は列に並ばず、ディズニーのアトラクションが楽しめる!
DAS(ディスアビリティアクセスサービス)通称:ダスについて
実際に利用しているmimicoが解説します!
DASが使えるのは障害者手帳などの保有者
大前提、DASの使用が認められているのは、障害者手帳などの保有者です。
身体・精神問わず、長時間並ぶことが難しい場合に利用が可能です。
<ディスアビリティアクセスサービス>
ご本人が長時間列に並ぶことが困難な場合、グループの方全員が待ち時間を列以外の場所で待機することができます。対象ゲスト:
出典:【公式】アトラクションなどを利用する際、長時間列に並ぶのが困難な…|アトラクション|よくあるご質問|東京ディズニーリゾート
障害者手帳などの所有者。
この「障害者手帳など」の部分、きっと気になる人が多いはず。
結論としては、
パニック障害や鬱病などの方が保有している
「自立支援医療受給者証」も対象になります!
このほか、自立支援医療受給者証では「障がい者パスポート」の購入もできるので、併せて確認しておきましょう!
↓詳細はこちらの記事で♪
DASの注意点と出来ないこと
「列に並ばなくてOK!」と聞くと、「なんてすごいサービスなんだ!」と思うかもしれませんが、注意してほしいことや出来ないことがあります。
勘違いのないよう、しっかりと把握しておきましょう。
DASは待たずに乗れるわけではない
注意したいのが、DASは「並ばなくていいですよ!」というサービスであって、
例えば、40分待ちのアトラクションの場合
「グループ全員、40分間どこかで待っていてくださいね」というサービス。
待っている時間は、座って休んだり、お散歩したり、お土産を見たり、思い思いに過ごせます。
が、40分間はどこかで待機している必要があることは理解しておきましょう。
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DASで出来ないこと
列に並んでいない間、自由に過ごすことのできるDASですが、出来ないこともあります。
それは、
別のアトラクションに乗ること
2つ目のDASの申請が出来ないのはもちろんのこと
「短い待ち時間だったから、別アトラクションに乗ってきた」もNGです!
DASという有難いサービスを今後も継続してもらうためにも、ルールはしっかりと守りましょう!
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ディズニーの「DAS」登録の仕方
DASを利用したいときは、以下の手順で利用の申請を行います。
<必要なもの>
- 本人のチケット(アプリ)
- 障がい者手帳・自立支援受給者証などの原本
- グループ全員のチケット(アプリ)
<利用申請の流れ>
1.乗りたいアトラクションに行く(本人だけでOKの場合もあれば、全員来てくださいと言われるケースも)
2.キャストさんにDASを利用したい旨を伝える
3.本人の障がい者パスポート・自立支援受給者証などの原本を見せる
4.アトラクションの注意点などの説明を受ける
5.(初回のみ)キャストさんに申請者本人の顔写真を撮ってもらう
6.グループ全員分のパスポートを読み込んでもらう
すると、アプリ内のチケットQRコードに情報が紐づけされます。
アプリの地図に利用時間も表示されるので、わかりやすい!
なお、アトラクションによっては乗車前にちょっとした見せ物(プレショー)があったり、少しだけ並ぶ(5〜15分ほど)ことがあります。
ここもスキップしたい場合は、申請時キャストさんに相談しましょう。
待ち時間にスキップする箇所をプラスした時間分の情報で設定してくれます。
DASの使い方!アトラクション体験方法
<利用時の流れ>
1.アプリのQRコードを開いておく
2.キャストさんにDASの乗車時間になったことを伝える
(プライオリティパス対象アトラクションであれば、そのままQRリーダーに読ませるだけでOK)
3.QRコードを読み込んでもらい、アトラクションを楽しむ
並ぶ列だけを飛ばして進む形になるので、アトラクションは通常通り楽しめます。
Qライン(待ち列にある装飾など)は見ることができないのが残念ですが、
パニック障害や不安障害などで長時間の拘束が苦手な人にとって、並ばなくてよいというメリットほど大きいものはないですよね!
DASの利用時間に遅れてしまったら?
待ち時間分を外で過ごし、指定時間になったらアトラクションに向かうDASのサービス。
「時間に遅れたらどうなるの?」と気になる人も多いことでしょう。
トイレが混んでいたり、ちょっと遠くまで行きすぎちゃったり。
あまりに遅いと利用できなくなる可能性もありますが、基本的には体調に合わせてくれるはず。(←これは推測)
小さな子ども連れの場合、子どもが寝てしまってアトラクが利用できない場合、起きてから並ばずに入れてくれるサービスがあります。
きっとそんな感じで体調や様子に合わせてくれるんじゃないか・・・という気がmimico的にはします。
DASは1人でも利用できる?注意点
並ばずにアトラクションに乗れるDASですが、下記に当てはまる場合は1人での利用ができないので注意が必要です。
・知的障害
・精神障害
・身体障害
・発達障害
パニック障害や不安障害・うつ病などは、精神障害に当てはまるため、
DASを利用したアトラクションの利用時は「健常者の同伴」が必要です。
ちなみに、健常者に年齢制限はないため、子どもでも大丈夫!
いざというときにサポートできる人であれば、同伴者として認めてもらえます。
合わせて知りたい!DASに近いサービス「合流利用サービス」
妊娠中・怪我で並べない方・高齢の方が並ばずに利用できる「合流利用サービス」というものもあります。
ご本人が長時間列に並ぶことが困難な場合、列以外の場所で待機することができます。
ご本人以外のグループの方は列に並んでください。ご本人には乗り場でグループの皆さんと合流できるよう案内します。対象ゲスト:
出典:【公式】アトラクションなどを利用する際、長時間列に並ぶのが困難な…|アトラクション|よくあるご質問|東京ディズニーリゾート
列に並ぶことのできない
車イスを利用している方や高齢の方、妊娠中の方、疾病や負傷などにより体の機能が低下している方が対象です。
DASとの大きな違いは、該当者以外の人が並ぶか・並ばないかという点。
DASの前にあったサービス「ゲストアシスタントカード」では、妊婦や高齢の方が利用する場合でもグループ全員が外で待機することができました。
一説によると、このゲストアシスタントカードで不正使用が多く見受けられたため、サービスが廃止。
より厳しくなった「DAS」と「合流利用サービス」に変更になったといわれています。
DASずるいって言われちゃう。だけど・・・
「並ばないなんてずるい!」という声も聞かれるディズニーリゾートのサービス「DAS」
確かに、並ばずにお土産を見たり、ご飯を食べたりできるとなると「ずるい!」って感じるのも自然なことだよなーって思います💦
mimico的にはQラインが見たいけど、長時間並ぶとソワソワ・ドキドキ、腹痛・吐き気。
だから、長い待ち時間のときは、体調に合わせてDASを使わせてもらっています。
一緒に行く人にも楽しんでほしいのに、無理して並んで体調悪くなったり、心配かけたりするとなると、出かけるのも躊躇ってしまう。
日常的に体調や心が健康ではなく、困っていることがあるからこそ、持っているのが
「障害者手帳」や「自立支援医療受給者証」
楽しく遊ぶ権利は誰にでもある
のだから、助けになるDASは活用していいと思っています。
だからこそ、不正利用はしてほしくない!
利用者も体調に合わせて上手に活用してもらえたらいいんじゃないかなと思ってます♪
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